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PickUp授業!『基礎医学実習』(脱線編)

今日は臨床工学技士科2年生の授業紹介(兼・自己満足の世界)です。

解剖生理を理解する手がかりとして、動物の解剖・観察・記録を自ら体験して学ぶ、 
それが「基礎医学実習」です。
もちろん、動物の生命とひきかえに学びを得るのですから、動物福祉の精神はもとより、
その命に対し黙祷をささげ、感謝と敬意の気持ちを持って実習に臨みます。

(解剖実習写真)

ラットの解剖観察を通して、人体構造と機能(解剖学)を実体として理解したり、
また、カエル足の運動神経刺激による骨格筋の収縮(生理学)を観察する授業が
実施されています。
刃物を握る手が震えながらのスタートから、最後の骨格標本完成に至るまで、
多くを学び実感します。

今週は、本日から3日連続の「カエル実習Weeeeeeeek!!!!!!」です。

さて、ここからはブログ担当者の独断による
☆脱線!小動物豆知識1(ウシガエル編)☆


(写真:カエル)

実習で用いる“ウシガエル”(写真前中央/写真は5.13ブログ「机の上の楽園…」カエルフィギアブースより)は、“ウシ”の名の通り独特の鳴き声が特徴の大型のカエルで、ご存知の方も多いと思いますが、“食用ガエル”として昭和初期アメリカより輸入されたものです。
養殖施設から逃げ出したものが各地で繁殖定着し、現在に至ります。同じく外来種で全国各地淡水域生息の“アメリカザリガニ”は、実は養殖ウシガエル用のエサとして輸入されたものが、やはり養殖施設から逃げ出し、全国的に繁殖したものです(いずれも脱走犯による必然的犯行ということになります)。
私も昔は・・、いや今も?(笑)池や田んぼに捕りに行って毎日泥だらけでしたね…(回想)。
ウシガエルは鳴き声こそよく耳にしますが、非常に臆病かつ俊敏ゆえ、人の気配を感じるとすぐ池に潜り逃げるので、その姿をまともに見たことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。10年ほど前、某・下手物料理店にて“食用ガエルの足肉唐揚”を食べたことがありますが、特にクセのない“鳥のササミ”という感じでした(見た目はともかく・・・)。
そんなウシガエルも、その貪欲さからくる在来種の捕食が懸念され、2006年より特定外来生物(代表格はブラックバスですね!!)に指定され、今では国内流通が制限されるようになりました。実験で使用する機関に対する規制条件も何かと厳しくなり、実習室としての条件は、とにかく“成体が逃げ出さない設備”が必要となっています
(当校はちゃんと申請許可を頂いてます)。
また、近年は「ツボカビ」という外来性のカビに感染した野生固体が確認されており、その感染による在来の両生類の劇的減少あるいは全滅の恐れさえ懸念されており、生態系を揺るがしかねない大きな問題となっているようです。

長くなってしまいましたが、学科テーマから完全に脱線したウシガエル豆知識でした( v^-゚)
今年度の実習生も貴重な生体からしっかり学んで下さい!!

裏ボス@CE科.小動物豆知識連載希望

PickUp授業!『心電計製作実習』(臨床工学技士科)

今日は1年生の授業「医用工学概論」での心電計製作実習の紹介です。

「医用工学概論」は臨床工学技士として必要な「医用工学(ME)」について、体系的に学ぶ専門分野の授業です。
とはいえ、まだ基礎科目が多い1年生ですから、MEの原理や構造といった部分では理解するのが難しい部分も多々あります。
まずは、“MEに興味をもってほしい”という意向もあり、心電計製作を通して、計測器の操作方法や回路の仕組みについて経験的に学ぶ授業を展開しています。  

写真は実習グループの各担当がブロック別に製作した心電計回路を組み合わせ、回路全体としてうまく動作するかを計測している風景です。


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