ご存知でしょう蚊? 蚊の生態と医療技術について
臨床工学技士科【昆虫博士】です。
この時期から夏場にかけて夜の悩みの1つである【蚊】について医療技術と
絡めながら熱く論じさせていただきます
●生体の発見
生体(人に限らず獲物)を発見するため、以下のセンサーを体内に持つ。
>呼吸を知る為の二酸化炭素用センサー
→医用技術)人工呼吸器などで利用されるカプノメーター
>体温を知る為の赤外線センサー
→医用技術)サーモグラフィー(医用赤外線画像)
>汗を嗅ぎ分ける為の乳酸用センサー
→医用技術)バイオセンサー(酵素等選択的成分の分析)



これらを併用して生体を発見し、近づく…。
その為、体温が高く、呼吸回数が多い人は特に刺されやすい。
また、運動した後や、炭酸飲料(ビール?)を飲んだ後は刺されやすくなる。
●吸血までの流れ
>毛細血管の位置(皮膚からの距離)を探る超音波センサー
→医用技術)超音波診断装置(エコー)
>針の先端部が血管で止まる(刺し過ぎない)ように血漿を探知するセンサー
→医用技術)??
>皮膚に穴を開けるノコギリ状のパイプと鋭い針の二重構造からなる口吻
→医用技術)マイクロ注射針構造やカテーテル治療
センサーを使って狙い通りに血管命中、そして始めに唾液を注入。
この唾液には血液の凝固を抑える成分(抗凝固剤)が含まれており、それを入れないと蚊は連続的吸血が出来ない(血は、放っておくと固まるから)。そして、その成分がアレルギー反応を起こし、いわゆる“痒み”の原因となる。
また、唾液は同時に麻酔効果(局所麻酔、即応答から持続時間は数分程度)を持つ。刺したことを気付かせない為の痛み止めである。
麻酔がきれると痒みを感じるが、そのとき既に姿なく時遅し
(…プーーン…)
と、このように非常に小さな虫が持つ1つ1つの機能は、医療技術や様々な分野でも応用されており、蚊によらず様々な生態から学ぶべきところは多いということです。
逆に【蚊】の機能をすべて持ち合わせる医療装置ができたとすると、それはものすごい画期的な生体計測&治療装置なわけです。
ちなみに生体の血を吸うのは一部の蚊のメスのみで、それも産卵に備えて栄養を蓄えるための一時のみ、自らの危険を顧みず、巨大な生体に果敢と立ち向かう【母の姿】がそこにはあります。ちなみにオスは吸血しません。花の蜜や植物の汁を地味に吸って生きているそうです。
それを考えると、むやみに蚊を叩くのも無益な殺生だということですね…。蚊取り線香なんて、一網打尽ですからね。
さて、今年は無益な殺生を少しでも押さえるため、せめて自分自身が蚊に生体として発見されぬようにビール(炭酸飲料)は控え、発汗を抑えるクールな夏を過ごしたいと思います
この時期から夏場にかけて夜の悩みの1つである【蚊】について医療技術と
絡めながら熱く論じさせていただきます
●生体の発見
生体(人に限らず獲物)を発見するため、以下のセンサーを体内に持つ。
>呼吸を知る為の二酸化炭素用センサー
→医用技術)人工呼吸器などで利用されるカプノメーター
>体温を知る為の赤外線センサー
→医用技術)サーモグラフィー(医用赤外線画像)
>汗を嗅ぎ分ける為の乳酸用センサー
→医用技術)バイオセンサー(酵素等選択的成分の分析)
これらを併用して生体を発見し、近づく…。
その為、体温が高く、呼吸回数が多い人は特に刺されやすい。
また、運動した後や、炭酸飲料(ビール?)を飲んだ後は刺されやすくなる。
●吸血までの流れ
>毛細血管の位置(皮膚からの距離)を探る超音波センサー
→医用技術)超音波診断装置(エコー)
>針の先端部が血管で止まる(刺し過ぎない)ように血漿を探知するセンサー
→医用技術)??
>皮膚に穴を開けるノコギリ状のパイプと鋭い針の二重構造からなる口吻
→医用技術)マイクロ注射針構造やカテーテル治療
センサーを使って狙い通りに血管命中、そして始めに唾液を注入。
この唾液には血液の凝固を抑える成分(抗凝固剤)が含まれており、それを入れないと蚊は連続的吸血が出来ない(血は、放っておくと固まるから)。そして、その成分がアレルギー反応を起こし、いわゆる“痒み”の原因となる。
また、唾液は同時に麻酔効果(局所麻酔、即応答から持続時間は数分程度)を持つ。刺したことを気付かせない為の痛み止めである。
麻酔がきれると痒みを感じるが、そのとき既に姿なく時遅し
と、このように非常に小さな虫が持つ1つ1つの機能は、医療技術や様々な分野でも応用されており、蚊によらず様々な生態から学ぶべきところは多いということです。
逆に【蚊】の機能をすべて持ち合わせる医療装置ができたとすると、それはものすごい画期的な生体計測&治療装置なわけです。
ちなみに生体の血を吸うのは一部の蚊のメスのみで、それも産卵に備えて栄養を蓄えるための一時のみ、自らの危険を顧みず、巨大な生体に果敢と立ち向かう【母の姿】がそこにはあります。ちなみにオスは吸血しません。花の蜜や植物の汁を地味に吸って生きているそうです。
それを考えると、むやみに蚊を叩くのも無益な殺生だということですね…。蚊取り線香なんて、一網打尽ですからね。
さて、今年は無益な殺生を少しでも押さえるため、せめて自分自身が蚊に生体として発見されぬようにビール(炭酸飲料)は控え、発汗を抑えるクールな夏を過ごしたいと思います