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2024.01.17

いよいよ国家試験モード!

少し遅いですが、あけましておめでとうございます。

鍼灸学科の立川です🚙

今年は年明け早々から、地震・事故と大きな出来事が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

私は地震の影響でPCにヒビが入ってしまいました・・・泣

そんな中ではありますが、3年生は国家試験が近づいており、2年生、1年生は年度末ということで試験が少し増えてきているかな?という状況です。

3年生の授業も国家試験対策の科目が少しずつ増えてきて、いよいよ国家試験ムードです・・!

夜間部3年生の一部は、お昼から登校して勉強しています。

<今日の論文紹介>

今回紹介する論文は

「Immediate effects and duration of a short and single application of transcutaneous auricular vagus nerve stimulation on P300 event related potential(事象関連電位P300に対する短時間かつ1回の経皮的耳介迷走神経刺激の直後効果および効果時間)」

論文はこちらです(https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fnins.2023.1096865/full)。この研究では、耳介から迷走神経を刺激した際の脳波(事象関連電位)の測定を行い、刺激への反応時間や、情報処理時間、その処理に割当てられた注意資源の量といった“高次情報処理機能”を評価しています。

概要は以下のとおりです。

P:健常成人20名

I:経皮的迷走神経刺激(Transcutaneous auricular vagus nerve stimulation;taVNS)

*刺激装置参照

C:Sham taVNS

O:P300潜時(情報処理時間)の短縮、振幅の増大、反応時間(Reaction Time;RT)の短縮がみられた。この効果は約30分持続した後、刺激前の値に戻った。

というものです。情報処理時間や反応時間が短縮するということは、日常生活に限らずスポーツ分野において大きなアドバンテージになり得ます。このような側面からも鍼灸師が活躍できる場を増やしていけたらいいですね。

今回はざっくりとこんな感じでした!耳介(次回)をお楽しみに!

good day!!

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