こんにちは!
東海地方の赤味噌が大好きな臨床工学技士科 瀧澤です。
臨床工学技士科2年生では授業の一環として『課題研究』を行います!
その中から、対外発表に値する研究については、研究成果の完成度を上げて、3年次に外部の学会や研究会に発表しています!
5月18日から20日まで、「第62回 日本生体医工学会大会 2023」※1のために愛知県の名古屋国際会議場に行ってきました。
※1 日本生体医工学会は、医学と工学の境界領域の研究の振興・発展のために組織され、『ME技術実力検定試験』を主宰していることもあり、臨床工学技士を目指す学生にとってもなじみの深い学会です。
毎年5月頃にこの学会の全国大会が開催されており、全国から多くの参加者が集まります。
今年度は、ICM臨床工学技士科の学生が『画像認識を応用した抜針検知システム構築に関する基礎的検討』と題して、第62回日本生体医工学会大会 2023で発表してきました!!
人工透析中に患者様に刺している針が抜けてしまうと、大きな医療事故につながってしまうため、その早期検知・早期発見は大きな課題でした。
そこで、透析の針が抜けていないかどうかを検知する画像認識AI(人工知能)のプログラムを作り、マイコン(小型のコンピュータのようなもの)に搭載し、その性能評価を行った意欲的な研究です。
画像認識AIを組み上げたICMの研究チームは、学会で発表する前には放課後等の空き時間を活用して研究成果をまとめあげ、発表練習や質疑応答練習を繰り返し、必死に発表に備えていました。
教員からみても、その努力は目を見張るものがあったと思います!
当日、全国から臨床工学分野を含めた医用生体工学分野の研究者が一堂に会した名古屋国際会議場では、分野ごとに7つもの会場にわかれ、大変多くの研究報告がなされることになっておりましたが、ICMチームは泌尿器セッションに割り当てられ、12分のプレゼンテーションに臨んでいました。
セッションは大学の先生方や現役の医師、大学院生による発表が多い中、ICMのチームは立派に発表も質疑応答も成し遂げてくれました!
ちなみに、発行された抄録集※2によると、この発表が今大会で唯一の専門学校生による発表だったようです!
※2 論文やレポートなど長い文章の内容を簡単にまとめたものです。
この学会ではICM発の研究を全国大会で発表できて、大変有意義だったと思います!
研究チームの皆さん、大変立派な発表お疲れ様でした!!
瀧澤
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