こんにちは!
臨床工学技士科 3年担任の瀧澤です
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていますが、
医療人の卵たちが学ぶICMでは、今後の医療を維持するためにも
学生たちの学びを止めるわけにはいきません
そんな中、臨床工学技士科3年生は、
十分な感染対策および感染防御の知識・技術を学んだうえで臨床実習に臨みます
ニュースでも手洗いの大切さがクローズアップされていますが、
臨床実習を控えた学生たちは、手洗いについて細かい部分まで念入りに行うように指導されます
汚れに見立てたクリームを手に塗り、ハンドソープで洗い流してもらいます。
このクリーム、実はブラックライトを当てると光る性質があるので、
洗い残しがあればすぐにわかってしまうのです
普段の感覚で手洗いをしていれば、
どうしても洗い残しがあるということを身をもって感じた実習でした
また、感染防御の中で特に大切なのは、「医療者自身が汚染されないこと」です。
医療者の手指や衣類がウイルス等で汚染されてしまうと、そこから他の患者様に感染を広げかねません。
臨床実習を控えた臨床工学技士科3年生は、
実際に使い捨てのエプロンや手袋等の個人用保護具
(英語ではPersonal Protective Equipment; PPEといいます。ニュースで聞いたことのある人もいるかな?)を
装着し、脱いで廃棄するという一連の動きを学内実習で確認しました。
実は、PPEは装着するときよりも、脱ぐときのほうが難しいんです。
基本的にPPEを装着するときは汚染されていない(つまり新品)状態ですので、
清潔を維持するのはそれほど難しいことではありません。
しかし、使用後のPPEはウイルス等で汚染されている可能性もあり、
それを自身の手指や衣類に付着させないよう、細心の注意を払って脱ぎ、廃棄しなければいけません
(私たちが普段行っているような、エプロンや手袋の脱ぎ方では、感染リスクが高いのです)
このように、臨床工学技士科3年生たちは、実際に手を動かし、技術を身に付けて臨床実習に臨むことになります。
近い将来、新型コロナウイルスと闘う医療人の卵たち、新型コロナウイルスに負けず、頑張ってきてくださいね!
瀧澤
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