こんにちは。鍼灸学科の立川です。
いよいよ国家試験が迫ってきました。
受験生は毎日頑張って勉強しています!!
ということで、私も鍼の効果について日々勉強しています。
今回ご紹介するのはこちら。
「Effect of Electroacupuncture on Noise-Induced Hearing Loss in Rats」日本語にすると「騒音性難聴ラットに対する鍼通電療法の効果」です。
P:騒音性難聴モデルラット
I:EA
C:未介入対照群
O:聴覚閾値、らせん神経節ニューロン密度
ざっとまとめると、騒音性難聴(大きな音刺激に暴露され続けることで起こる難聴)のラットに対して、音刺激暴露前 or 暴露後に手のツボ(中渚)に鍼通電をすると対照群と比較して、聴覚閾値の回復が良いよ!という論文です。らせん神経節ニューロンについては割愛。
※ちなみに、突発性難聴や耳鳴に対する鍼の効果については一定数検討されているみたいですが、騒音性難聴だとあまり数はなさそうです。
この研究で面白かったのは、鍼をすると騒音性難聴が回復していくということはもちろんのこと、「暴露前に鍼治療をした群でも効果があった」というところです。悪くなってから鍼治療ではなく、鍼治療しておく→騒音で難聴になる→回復が早いというイメージでしょうか。面白いですね。
次回もまた何か探して紹介できればと思いますのでお楽しみに。
今日のひとこと
・マッチこと近藤真彦さんは、モータースポーツ(全日本GT選手権)に参戦し、トップカテゴリーで優勝した経験がある。
それではまた。Good day.
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